朝読書会 in TAMBA
兵庫県丹波市に「朝読書会 in TAMBA」という会があります。
2010年7月から活動をはじめ、今年で3年。
若い世代が多く、紹介される本のジャンルがかなり広いのが特徴です。
そのため、毎回新しい発見を得ることができて、「読書」と「ヒト」の両方の面白を感じれる素晴らしい場所だとおもいます。
今日の会は9名が集まり10時~12時半までで19冊の本や雑誌が紹介されました。
いつもは丹波市立中央図書館で開催しておりますが、今回は薬草薬樹公園での開催でした。
熊本盲学校アンサンブル部がアンサンブルコンテストに挑戦。
盲目で演奏をして、全国大会金賞を獲得した感動のドキュメンタリー。
多数の解説も書いている、児玉さんのウキウキが感じられるお気に入りの作品についてのエッセイ。
大人気の 桐谷美玲さんが出ている雑誌。桐谷さんの魅力も然ることながら雑誌のボリューム感に圧倒されました。
天然に存在する石がこんなにも綺麗なものなのか、これは正に芸術だ。
と、思わせるような美しい石の図鑑。地球の神秘を感じました。
海の中をテーマにした写真集。
本当に写真!?と思わせるくらい、美しい写真ばかりで感動しました。
ほんと、世の中にはすごい人がたくさんいますね!
世界の美しいシリーズはいくつかあるそうですが、これが特にいいそうです(笑)
こういった写真を提供している「アフロ」という会社に興味を抱きました。
青版も有名ですが、シンプルでわかりやすい本でした。
読んだら当たり前のことだなーと思うことほど実践するのは難しい。しかもそれがいくつもあると。
意識して継続すること。自分が今できていることとできていないことをしっかり確認するいいきっかけになりました。
左手一本のシュート 夢あればこそ! 脳出血、右半身麻痺からの復活
- 作者: 島沢優子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/05/18
- メディア: 単行本
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今日1番面白い?と思った本。小中とバスケットプレーヤーとして有名だったある一人の少年が突然の病に苦しみ闘い、そしてバスケットと向かい合っていくノンフィクション。
「息を聴け」に通じる、不可能と言われても行う姿勢・意志の大事さに感動しました。
ベストセラー作品ですね。プロフェッショナルプレーヤーとして活躍する長谷部氏の試合に臨む際の心構えを書いている本。この本を読むだけでなく、実際の試合を見ることでよりリアルティが増すのかなと思ったり。
単身ヨーロッパに渡り、結果が全ての世界で闘うアスリート。想像できないくらいのメンタルタフネスが要求される世界で生きている著者だからこその作品だと感じました。
働くオトコが頑張ろうと思わせるような情報をふんだんに盛り込んだ雑誌。今は廃刊だそうです。
その中のTPOに応じた名言を集めた名言カタログは聞いたことあるような言葉もちらほらあり、色んなシーンや状況に応じて共感できるものが多く、救われた感じがありました。読書会では雑誌の紹介から、個々にどんな雑誌を読んでいるのかについての話もあり大変面白いです。
スターバックスの元CEOで多くの著作を持つ岩田氏の一冊。紹介していたO氏は岩田氏だからというわけではなくたまたまこれを選んだそうです。
- 作者: ガー・レイノルズ,日経ビジネスアソシエ
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2011/03/31
- メディア: 単行本
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プレゼンテーションとは、発表者がお忙しい中集まっていただいたオーディエンスに対して何かを伝えること。その上でいかにわかりやすく面白く、でも真面目に上手く伝えるかが大事である。と私は思っています。
以前読んだ「外資系コンサルのスライド作成術」では、「最低限の情報(特に文字に於いては)のみにする」ということが書かれていましたが、普段私が見る多くのスライドは文字で埋め尽くされていて、見る気になれないということがあります。
そこで写真やイメージといったエフェクトを考えることやそもそものPPTに大しての自分の価値観を壊すことができるのがこの本だと思いました。
今ちょうどTEDプレゼンの本も読んでいるので、併せて読んでいきたいですね。
今回の読書会はスポーツ作品が多く、正にスポーツの秋に相応しい読書会だったと思います。西岡選手といえばGratiiiのイメージしか正直なかったのですが、ツインズに行った時には大変な苦労(みんながマウンドに集まったときに自分だけ呼ばれない等)をされたそうです。心を整えるでも書いたとおり、サッカーも野球もチームプレイなのでこういうことをされるとやはり堪えますね。
1980年代以降に発生した新興宗教ブームについては従来の宗教の流れと異なっている。その不思議についてやその当時実際にはやった宗教について俯瞰的に書かれているそうです。
「軍歌は究極のポップスである」
十年以上、毎日世界の軍歌を日本語に訳してきた著者の集大成。
枡野作品は初めてでした。好きな人は好きなんだろーなーって作品といった印象でした。(感想を書きたいのですが、変な解釈をしていると言われても困るので割愛します)
とまぁ、色んな種類の本について知ることができる読書会、非常に面白かったです。
2ヶ月に1度の開催なので、次回は来年の1月です。
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