本とともに生きる

加古川読書倶楽部の活動とメンバーによる雑なブログです。

第1回 ビブリオバトル in 加古川ウェルネスパーク図書館

遅くなりましたが、先日加古川ウェルネスパーク図書館でビブリオバトルを開催してきました!

日時:12月8日(日)14:00~16:00

場所:加古川ウェルネスパーク図書館2階集会室

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小さなスペースで、図書館としても初の試みでしたが、参加者20名発表者7名のまずまずの規模のビブリオバトルとなりました。

参加して頂いた皆さんありがとうございました!

 

発表された本は以下の通りです~

 

とんび (角川文庫)

とんび (角川文庫)

 

ヤスさんのアキラを愛する姿勢がいちいちかっこいい!

家族の形が小さくなってきた今、この本を通じて親子の愛について再考してみてもいいかも。

重松清作品は、今の時代の家族を巧く表していますね。

 

レ・ミゼラブル1 (ちくま文庫)

レ・ミゼラブル1 (ちくま文庫)

 

滋賀からお越しの方がいるなんて本当にうれしい限りです。

小学校時代にこの作品を読んで、大人になって再度読むとその見方も大きく変わる。

一つの本を何度も読むことの大切さを教えてくれた本だそうです。

 

さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

さよならは小さい声で 松浦弥太郎エッセイ集

 

「暮らしの手帖」の編集長の著者による「すてきなひと」をテーマにした一冊。

直筆で手紙書くことってすごく難しいんです。。。と思う自分は活字離れしているんだろうなぁ。

今年閉店した神戸にある書店、海文堂のブログからこの本を知ったそうです。本との出会いは様々。

 

EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

EQ こころの知能指数 (講談社プラスアルファ文庫)

 

今年は若者が不適切な写真をツイッター等インターネットにアップすることが相次いだ1年。この人たちに欠けているものは、勉強が出来るとかじゃなく、心の知能指数という視点で見ることができるのではないか。

大学生の発表者さんの発表、大変丁寧でゆっくりした口調は癒されました!

 

感動する! 日本史

感動する! 日本史

 

大阪から参加して下さった某氏の紹介。

決してメジャーじゃないけど、歴史を築いた先人の熱い思いを本を通じて知る一冊。

さっくり読めるけど、心のお勉強になる本です。

 

いつも僕のなかは光

いつも僕のなかは光

 

 三木市からご参加いただいた某氏の発表は極めて力強く、それでいてこの本の著者とご家族に対してのまっすぐな思いを感じました。

目が見えないというのは大きな障害かもしれません。それでも自分の心を持ち続けること、また家族や周りが支え続けることが生きることなのかなと感じました。

梯氏の生きる上での力強さが印象的でした。 

 

女の一生 (新潮文庫)

女の一生 (新潮文庫)

 

「 人生ってのは、皆が思うほど良いものでも、悪いものでもないんですね」という最後の名言に代表されるようなリアリズムなフランス文学。日曜朝の読書会のメンバーによる発表は、極めて文学的素描が多く会の教養度合を一気に高くしてくれました(笑)

 

という、7冊でしたー

うーん、やっぱり7冊はややお腹いっぱいになるのかな。反省点も多かったですが、まずは行うという目的が達成されて何よりです。

 

各々が好きな本を持ってきて共有する日曜朝の読書会とは違い、発表者が本を紹介するのとそれに質問や投票をするゲーム性の高いビブリオバトル。どちらにも素晴らしい点がたくさんあり、今後の可能性が広がっていきそうです!!

 

次回は3月9日(日)14時~16時

加古川ウェルネスパーク図書館

テーマはわかれです。

 

興味をもたれた方は是非いらしてください!!どうぞ宜しくお願いします。